20240526 おい!!!!!!!!!fuck

気を抜くとすぐに何もしない日が生まれる!!!!!!!!!非常によくない

 

どうやら読者が付き始めたみたいだ。認識してから最初の投稿が↑だとつまらなさすぎるので、何か実りのある文章を書きたい。課題が溜まってるのに一日を無為に過ごしてしまいそれどころではないが。

 

とりあえず、2024年2月にあったcjql杯9で優勝できた理由と、それについて抱いた考えを適当に思い出して書こうと思う。

大2の1年間は、「難問に手を出すぞ!」と思いながら結局『Reverberation』『学生系AQL』の2冊しかまともに読んでなかった。言い方を変えると、この2冊に載ってる全フリを覚える勢いで、ひたすらガツオ化(各フリだけを問題文にしてデッキを作成)して回していた。

当大会の難問部分を一手に引き受けていそうなナス科くんをはじめ、今の中高クイズ界においてどういう問題が「学生系」と見なされ、どういう問題集が勉強に使われているのかが全く掴めないが、少なくとも上記の勉強内容が当日の問題群にガン刺さりした。多分同じことをやれば、ペーパーの60点分ぐらいが保証されると思う。SF・Fも同様で、Fで上げた7○のうち5○ぐらいは「これ学生系AQLの端の方に書いてある…なんだっけ…前田…カカシみたいな…」っていう正解の仕方をした。3Rが周りに抜かれそうで一番危なかった。

でまあこういう形で勝ってしまって思うことなのだが、正直生ぬるい。最近は顔を出せていないが、TQCの内部サークルに「むくげ」というものがあり、毎週難問の対策が行われている。上記の2冊を隅まで読みました!というぐらいでは、ここでは全く歯が立たないのである。それもそのはず、上記2冊で取り上げられている題材は、おそらく学生系において「基礎」「古典」とされているものばかりであり、現役のトッププレイヤーたちは日夜「じゃあ次はこれが出る」という予想を立てながら新しいものの勉強に励んでいるからだ。1年かけて読んだのが2冊とか、論外である。

今年に入ってから、ずっと放置していた『Janitor 7th』、最近適当に買った『廃墟を越えて』という2冊をとりあえず頭に入れた。パーオブ2024までに、『ほっとなんばー』、過去パーオブ3冊、過去エンスト3冊、Hard abc2冊、ぐらいはこなしたいところ。

 

ここからはもっと深い話というか、「難問」というものの意義についてちょっと考えたい。当たり前のことだが、どんなクイズにも「出題者」と「解答者」が存在する。出題者が人間である以上、1問1問に「出題意図」が込められている。出題されたクイズがいわゆる「短文基本」であれば、日本人の数割が知っているものが題材であるから、解答者がそれを自然に「知っている」ことが可能だが、近年の難問シーンにおいてはこの「自然に知っている」に当てはまる範囲から正解を出すことが極めて難しくなっているように思える。(俺=ミーハーの意見であることに注意)

ならばどうするかというと、解答者側が正解を「知りに行く」必要がある。もっと言えば、出題者の「出題意図」、あるいはそれよりも広く分布する「作問意図」(⊂出題意図)を研究し、先読みをする形で情報を仕入れて頭に定着させる。出題側も同じく、解答者がどういう情報を仕入れてくるかを予想して「盲点」を見出し、そこから問題を出す。このようないたちごっこが行くところまで行き、よく分からない分野の第一人者や、よく分からない学会の初代会長がたくさん出題されるわけである。ここまで来ると、ネットや図書館に固有名詞とそれに関するエピソードさえ存在していれば何でも「出うる」ことになり、プレイヤーたちは日常生活で一切使わないそれらを語彙として叩き込み続けるわけだが、これってクイズという遊びの骨髄みたいなものだと思う。こういう現状に対して自分もたまに「これを覚えて何の役に立つんだ?」という考えに陥ったりするが、むしろ短文基本などに顕著な「日常生活との繋がり」がクイズに余計なのでは?と最近思い始めてきた、というのがこの文章で伝えたいこと。(マジで読みにくくて申し訳ない)

極論を言うと、架空の(=現実との繋がりはない)固有名詞とエピソードを量産する「クイズジェネレータ」みたいなものがネット上に存在するとして、出題者と解答者がそこから流れる「知識」をダウンロード・体系化して新たな「クイズ界」を形作ったとしても、現在のものと大して変わらない気がする。たとえ現実のものでなくとも、そのエピソードが面白かったり、固有名詞の語感が面白かったりして、「出題しがいがある」「覚えがいがある」と一定数の業界人に思わせることができるのであれば、「クイズ」たりえる。

 

ところが幸いにも、この世の難問大会の問題は、すべて現実と関わりを持っている。(事実誤認などを除いて)どの問題に出てくる概念も、時系列のどこかで宇宙に実在する物体が発した情報で構成されており、どんなに知名度の低いものでも、関連項目を辿っていけば「自然に知っている」の領域まで辿り着ける。それってすごいことなんじゃないか?クイズの核である「フリと答えを覚える」サイクルのみを純粋に競技化したと言える難問でさえ、外界と繋がっているのだ。

 

それで?→頑張るしかないよね 呆けて1日が終わるなんてもってのほか fuck!!!!!

 

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